メンタルヘルスケア「出前セミナー」

　 メンタルヘルス対策は企業や健康保険組合にとって重要な課題となっております。当健保の令和３年度の傷病手当金は約４億１，５００万円（前年度約３億５，０００万円）で、その内６４％（前年度５６％）がうつ病などのメンタルヘルス不調によるもので、増加傾向は止まりません。
　また、最近では、カスタマーハラスメントも増加しており、顧客等からの暴行、脅迫、ひどい暴言、不当な要求等の著しい迷惑行為によって、従業員が過度のストレスを感じさせるとともに、通常の業務に支障が出るケースも見られます。企業にとってもカスタマーハラスメント対策の必要が求められています。
　当健保においては、出来る限り多くの企業や従業員の方にメンタルヘルス対策をして頂きたく、平成２９年からメンタルヘルスケア「出前セミナー」を開始しております。この事業は各事業所にセミナー講師を派遣し、事業所内でメンタルヘルスセミナーを開催しております。ラインケア、セルフケアやハラスメント（パワーハラスメント、セクシャルハラスメント、マタニティハラスメント、カスタマーハラスメント等）を中心に研修が可能となっています。
　令和４年度も引き続き、コロナ禍の影響により２事業所で３回（５５名）のみの開催となりました。本年度も引き続き実施しますので、貴事業所内で行われる会議等に合わせメンタルヘルスセミナー講師を出前（派遣）し、より効果的にメンタルヘルスセミナーを実施したいと考えております。
　つきましては、メンタルヘルス対策に日々ご苦労をされている貴事業所においてにきっと役立つと確信していますので、是非ともご協力お願い申し上げます。

ページ先頭へ戻る