健康診断のご案内

観光産業健康保険組合では、被保険者および被扶養者の方を対象に、簡易生活習慣病予防健診をはじめ各種健診の補助を行っております。
契約健診機関において、当該年度(4月1日から翌年3月31日)に一人につき1回まで、自己負担なしで受診することが可能です(東振協D2コースは除く)。
皆さまの年齢により受診できるコースが異なりますので、詳しくは「各種健診フローチャート」をご確認ください。

健康保険組合は健康保険法および高齢者の医療の確保に関する法律により、受診者に対して特定保健指導等の実施義務を負うため、被保険者・被扶養者の皆さまの健診結果のデータを保持することになります。

また、労働安全衛生法においては、事業主に被保険者への健康診断の実施および診断結果の保存と管理が義務付けられています。
被保険者が当組合の補助を利用して受診する場合、事業主に健診結果のデータが届くことになりますので、健診を受ける際には以上のことを承諾した上でお申し込みください。

各種健診フローチャート

  • ※健診は原則として、契約健診機関で受診してください。
  • ※対象の年齢は、受診する年度の年度末年齢(3月31日時点)です。
  • ○東振協A2コース:簡易生活習慣病予防健診
  • ○東振協Bコース:生活習慣病予防健診
  • ○東振協D1・D2コース:人間ドック
各種健診フローチャート
40歳以上 30~39歳 29歳以下 当組合の健診補助対象外です
東振協A2コース
東振協Bコース
東振協D1コース
東振協A2コース
東振協Bコース 東振協D2コース
東振協A2コース

番外

30歳以上の
女性被扶養者のみ
東振協C1コース
(秋季婦人生活習慣病予防健診)

追加可能なオプション検査について

  • ※契約健診機関の中から、オプション検査に対応している健診機関を選んでください。
  • ※オプション検査を希望する場合、健診コースの予約時に同時にお申し込みください。
オプション検査フローチャート
東振協D1コースで追加可能 補助対象となるオプション検査はありません すべてのコースで追加可能
前立腺がん検査(PSA) 子宮頸がん検査
(医師採取または自己採取のどちらか)
乳がん検査
(超音波またはマンモグラフィーのどちらか)

番外

50歳以上の東振協D1コース受診者のみ 脳検査補助金申請
(2年に1回のみ)
  • 子宮頸がん検査(子宮細胞診)は、医師採取・自己採取のどちらかのみの補助となります。
  • 乳がん検査は、超音波・マンモグラフィーのどちらかのみの補助となります。
  • 子宮内診の有無、乳房視触診の有無は、健診機関により異なります。

胃内視鏡検査について

胃部X線から内視鏡に変更した場合は、自己負担が発生します。契約健診機関の中から、胃内視鏡検査に対応している健診機関を選んでください。
なお、下記の金額には鎮静剤、肝炎ウイルス検査代(健診機関による)等の費用は含まれません。

受診コース 東振協Bコース
(生活習慣病予防健診)
東振協D1・D2コース
(人間ドック)
自己負担額 3,910円(税別) 1,490円(税別)

東振協D2コースについて

30歳~39歳までの方が東振協D2コース(人間ドック)を受診する場合、自己負担が発生します。
受診当日に、健診機関の窓口で下記の金額をお支払いください。

(下記金額はすべて税別)

被保険者 被扶養者・任意継続被保険者
自己負担額 21,140円
(事業主負担4,000円が含まれています)
17,140円

東振協D2コース受診の際の注意点

  • 事業主負担4,000円について、他の東振協コースのように、健診機関から事業所へ直接請求することができません。被保険者が窓口で一旦立替える必要があります。
  • 事業主負担4,000円は、受診後、事業所に領収書を提示し返還してもらってください。
  • 胃部X線を内視鏡に変更した場合、上記の自己負担額に加え、1,490円の追加料金が発生します。
  • 東振協契約健診機関に限ります。個別契約健診機関では対応しておりません。

予約から受診までの流れ

  • 事業所が健診機関を指定している場合があります。被保険者の方は、予約前に勤務先へご確認ください。
  • 予約時に必要な健康保険の記号番号は、保険証・資格情報のお知らせ・資格確認書のほか、マイナポータルでも確認できます。

被保険者の場合

STEP
1

受診する健診コースを決め、当組合ホームページ「契約健診機関検索」より健診機関をお選びください。

 
STEP
2

健診機関に直接電話で予約をします。(1)東振協のコース名、(2)観光産業健康保険組合の被保険者であること、(3)受診希望日、(4)オプション検査の有無を伝えてください。

 
STEP
3

健診費用に事業主負担※が含まれるため、予約が取れたら事業所(会社)へ必ず連絡してください。
健診機関には、事業主負担分の請求先として、「事業所名称および所在地」を必ず伝えてください。

  • ※事業主が従業員に対して行う労働安全衛生法に基づく健康診断(法定健診)にかかる費用として、4,000円(税別)を事業主の負担としております。
 
STEP
4

予約をした日時に健診機関に行き、窓口で組合員の資格の確認を受けた後に受診してください。

(マイナ保険証、資格情報のお知らせ、資格確認書等を提示)

 
STEP
5

健診結果は、事業所または自宅宛に後日送付されます。

詳細は「健診結果の送付について」をご確認ください。

被扶養者・任意継続被保険者の場合

STEP
1

受診する健診コースを決め、当組合ホームページ「契約健診機関検索」より健診機関をお選びください。

 
STEP
2

健診機関に直接電話で予約をします。(1)東振協のコース名、(2)観光産業健康保険組合の被扶養者・任意継続被保険者であること、(3)受診希望日、(4)オプション検査の有無を伝えてください。

 
STEP
3

予約をした日時に健診機関に行き、窓口で組合員の資格の確認を受けた後に受診してください。

(マイナ保険証、資格情報のお知らせ、資格確認書等を提示)

 
STEP
4

健診結果は、自宅宛に後日送付されます。

詳細は「健診結果の送付について」をご確認ください。

健診・人間ドック受診の際の資格確認について

資格確認方法については、健診機関がオンライン資格確認を導入しているかにより異なります。健診機関から事前に送付される、当日の持参物についての案内資料を各自ご確認ください。

資格確認方法
①現行の保険証を提示して受診(令和7年12月1日まで)
②マイナ保険証と資格情報のお知らせを提示して受診
③マイナポータルにログインし、資格情報画面を提示して受診
④資格確認書を提示して受診

契約健診機関について

東振協コースの契約がある健診機関については、契約健診機関検索から探すことができます。

参考リンク

健診種別および検査項目

検査分類

健診種別と対象年齢

 

 

検査項目

簡易
生活病
予防健診
生活
習慣病
予防健診
人間ドック 特定
健康診査
会場別
巡回健診
東振協
A2コース
東振協
Bコース
東振協
D1コース ※2
東振協
C1コース
全年齢
※1
30歳~ 40歳~ 50歳~ 40~74歳 30歳~
※3
問診  診察(聴打診)
身体計測 身長
体重
BMI指数
標準体重
腹囲
体脂肪率        
視力 両眼  
血圧 最高/最低
心拍数        
聴力 左右オージオメーター  
糖代謝 尿糖(定性)
空腹時血糖値
HbA1c
腎尿路系 尿蛋白(定性)
尿潜血反応    
尿比重        
尿沈渣     ○     
クレアチニン    
eGFR    
脂質代謝 総コレステロール
HDLコレステロール
LDLコレステロール
中性脂肪
肝機能 GOT
GPT
γ-GTP
ALP    
総蛋白        
アルブミン        
A/G比        
LDH        
総ビリルビン        
尿酸 尿酸    
血球検査 赤血球数
ヘマトクリット  
ヘモグロビン
MCV    
MCH    
MCHC    
白血球数    
血小板数    
血清鉄        
前立腺検査 PSA          
血液型検査 (ABO式・Rh式)初回のみ採取        
肝機能 HBs抗原        
血清検査 CRP        
呼吸器系 胸部X腺(間接または直接撮影)
肺機能検査 スパイロメーター        
消化器系 胃部X腺(間接または直接撮影)    
便潜血反応(免疫2回法)  
心電図 安静時
眼底検査 両眼    
眼圧検査 両眼        
腹部超音波 腹部超音波        
子宮   子宮細胞診検査(医師または自己採取)  
乳房 超音波またはマンモグラフィー  
脳検査 MR(または断層撮影)

*2年に1回

         
  • ※1 被扶養者は22歳~
  • ※2 D1コースとD2コースの検査項目は同じです。
  • ※3 女性被扶養者のみ秋に実施。事前申込が必要なため、6月下旬頃こちらでご案内します。
  • ○ は標準検査
  • ● はオプション検査項目(費用は組合負担)
  • ▲ は受診者が立替払い。後日、受診者が組合に申請(支給限度額16,500円)
  • ■ はいずれかの項目の実施でも可能 
  • □ は医師の判断に基づき選択的実施項目
  • △ は40歳以上必須項目(平成30年度~)

健診結果の送付について

東振協コースを受診された方の個人用健診結果は、個別封入されて東振協より発送されます。
健診結果がお手元に届くまで約1~2ヵ月ほどかかりますので、ご了承ください。

  • ※2次検査・精密検査は保険診療(自己負担3割、一部高齢者2割)になります。
  • ※受診から健診結果が届くまでの間に緊急を要するような病状が発見された場合は、直接健診機関から受診者に連絡が行きます。

被保険者の場合

東振協A2・Bコースを受診

健診機関 東振協 事業所

東振協D1・D2コースの場合

健診機関 東振協 自宅
  • 東振協A2・Bコースの場合
    被保険者の健診結果は、受診者が健診機関へ伝えた事業所の所在地へ送付されます。本社で取りまとめ管理している事業所は、従業員の方に、受診の際は本社の住所を伝えるよう周知する等のご対応をお願いします。
  • 東振協D1・D2コースの場合
    被保険者の健診結果は、東振協から直接自宅へと送付されます。法定項目が表記された健診結果(事業所保管用)のみ、東振協から当組合を経由して事業所宛に送付いたします。

被扶養者・任意継続被保険者の場合

東振協の全てのコース

健診機関 東振協 自宅

その他

東振協コースの場合、健診結果の発行および発送は原則東振協で行います。受診後、2ヵ月近く経っても健診結果がお手元に届かない場合は、下記の東振協連絡先までお問い合わせください。

  • ※ 東振協D1・D2コースの事業所保管用結果の発送状況については当組合へお問い合わせください。
  • ※ 健診機関側でも独自に健診結果を発行し受診者に送付しているケースがあります。その場合、健診機関発行の結果と東振協発行の結果の2つがお手元に届きます。

お問い合わせの際は、①観光産業健康保険組合の組合員であること、②健康保険の記号・番号、③受診日、④受診したコースをお伝えください。

(東振協:03-3626-7504)

個別契約健診機関について

観光産業健康保険組合と直接契約をしている健診機関になります。無料で受診可能な健診機関と、自己負担が発生する健診機関があります。
個別契約健診機関にて受診される場合は、下記の個別契約健診機関一覧表から健診機関ごとの料金設定をご確認のうえ、健診機関に直接電話で予約をしてください。

個別契約健診機関一覧表(北海道・東京・千葉・愛知・大阪・兵庫・沖縄)

契約健診機関以外で受診した場合

事業所で月ごとにまとめ、基本項目にオプション項目を含めて組合に申請してください。後でのオプション項目だけの申請は、補助金の対象となりませんのでご注意ください。また、基本項目を受診しないでオプション検査だけの補助金申請はできません。
なお、補助金は事業所口座に入金となります。補助金申請は必ず事業所を経由して行ってください(任意継続者を除く)。

  • *注意
    補助金額には上限があります。各コースごとの補助金額については、毎年3月中旬頃、事業所宛に通知しておりますので事業所担当者までご確認ください。
  • 申請用紙はこちら
  • *申請期間は、当該年度の翌年4月10日(当組合必着)まで(休日の場合は翌業務日まで必着分)です。

各コースの必須検査項目

簡易生活習慣病予防健診 法定検査項目・胸部X線・心電図
生活習慣病予防健診 法定検査項目・胸部X線・心電図・胃部X線
人間ドック 法定検査項目・胸部X線・心電図・胃部X線・腹部超音波

必須検査項目の詳細については、「受診項目確認票」をご参照ください。

注意 検査項目不足の場合

(例1)契約外健診機関にてドック実施、胃部X線のみ未受診
→ 簡易生活習慣予防健診として計算または、胃部X線検査分を補助金額から差し引いて計算
(例2)契約外健診機関 にてドック実施、腹部超音波のみ未受診
→ 生活習慣病予防健診として計算

健診・検査を受けるときの注意事項

  • 対象年齢は受診する年の年度末(翌年の3月末日)現在の満年齢となります。
  • 当組合が実施する健診を受診できるのは、当該年度(4月1日から翌年3月31日)1回のみとなります。なお、加入事業所の異動に伴った場合であっても、お1人1回のみの補助といたします。
  • 特定健診及び特定保健指導に該当した方は、当組合の通知に基づき必ず受診をお願いいたします。
  • 2次検査・精密検査は保険診療(自己負担3割)になります。

任意継続として資格取得された方は下記について特にご注意ください。

  • 受診当日の時点で当組合員の資格がある方が補助の対象となります。
    また、資格の有効とされるのは満了日(喪失日)の前日までなので、ご注意ください。
    例)満了日が令和5年5月1日とあった場合、同年4月30日までが有効期限のため、5月1日に健診を受診しても補助は受けられません。